アレッチ(Aletsch)氷河ハイキング | |
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アレッチ氷河をバックに | |
貯まったJALのマイレージを利用して、8月27日から9月4日の行程で2001年に世界自然遺産に登録されたスイスのアレッチ氷河へ連れ合いとでかけて来ました。 Zurich空港からBern経由のSBB特急でBrigへ。Brigから氷河特急も通過するローヌ渓谷の小駅Bettenまでlocal線で20分。 谷底のBettenからロープウェイで一気に1950mの高地にある宿泊地のBettmeralp村へ。 伊丹の家を出て、村まで実に20時間の旅。 この村の後ろに控える2300mから2900mの山稜を超えれば、全長25kmと云うアレッチ氷河を眼下に見下ろせます。その遥か彼方には氷河の源となるアイガー、メンヒ、ユングフラウの頂きが連なっています。 村の南方には谷越に冠雪した3000m級の山々の間から、整った三角形のマッターホルンが頂きを覗かせています。 |
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Bettmeralpは15分も歩けば村の外れに出る小村ですが、自然環境を保護するためにガソリン車は禁止で電気自動車のみ。朝はカウベルの音で眼が覚める山上の楽園です。 村を起点に数多くのハイキングやワンデルングのルートがあり、北アルプスの大キレットに似たベテランコースから、家族連れがのんびり歩く初心者コースまで、標高差300−500mで色々なバリエーションと景観を楽しむことが出来ます。 またガイド付きの氷河歩き8時間コースもあります。 |
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Bettmeralpのシンボルの小さな教会 | |
我々の滞在中はホテルの女主人が,ここ10数年稀だと云う快晴が続きラッキーでした。連日5−6時間のハイキングをのんびり楽しみ、夜は近くのレストランでチーズフォデュや飾り気のないスイス料理を、地酒のワインやビールで賞味。 日ごろのストレスが吹っ飛んだ短くも楽しい夏休みでした。(女主人は夏休みが僅か1週間しか無い日本人の生活が信じられぬ呈でした) ここはまだ日本のpackage-tourには組み入れられていないようで、滞在中に会った日本人は山行ガイド付きの新婚さんのカップルのみでした。 |
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隣村の森よりアレッチ氷河 | 2643m Bettmerhorn頂上よりMatterhorn |
興味のある方はweb・siteで「アレッチ氷河」を検索して下さい。 詳細情報が入手出来ます。 3期 坂本憲昭 参考:hotel代(朝食込み)Swiss Fr.55.-/一人 レストラン(夕食)ビール,or ボトルワイン込み S.Fr 40-50/一人 |
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