モンゴル植林エコツアー

ウランバートルの南東105km、デンデゲル村での植林事業
2010年5月27日から6月1日にかけて、モンゴル国での植林事業を支援するエコツアーに参加してきました。
この植林事業を進めているのは、ワンゲル12期の花田重義さんです。
現在、モンゴル国から中国内モンゴル地区では、温暖化と過剰な放牧によって、草原の砂漠化が急速に進行しています。この砂漠化は、モンゴルの人々の生活を脅かすだけでなく、黄砂の発生源となり、日本や中国、韓国など周辺国へ被害がもたらしています。
このため、多くの国やNGOが、モンゴルでの植林事業に取り組み始めています。
こうした事業の一つとして、今回の植林事業が企画され、モンゴルの自然を体験しながら植林事情を支援するエコツアーが行われました。モンゴルの雰囲気とエコツアーの経過を簡単に報告します。

モンゴル国の首都、ウランバートルは、近代的な都市へと発展を続けています。
相撲人気だけでなく、国民の日本への共感度は高く、また、メンタリティーの面でも日本人と通じる部分があるように思えました。



ウランバートル
国会議事堂
国会議事堂中央に据えられたチンギスハーン像

ウランバートルを離れると、すぐに広大な草原が広がります。この草原が過剰な放牧によって劣化し、砂漠化へと向かっています。
ウランバートルを少し離れると広大な草原が広がる

遊牧民の住居・ゲル 主要産業の一つは牧畜
デンデゲル村の人々の参加を得て、アカシアとポプラ2800本を1000m×600mの範囲に植林しました。
成長後は、防風林としての機能を果たし、草原の劣化を防ぎ、砂漠化を止めることが期待されます。
日本大使やモンゴルの国会議員も参加。
一本、一本丁寧に植えていく

降水量が少なく水の供給は重要

植林を終えて記念撮影
植林を終えて、ウランバートル近くのリゾート地に移動。
馬での軽トレッキングなど、モンゴルの自然を楽しみました。
ウランバートル近郊のリゾート地
モンゴルの人は誰もが上手に馬を操る
近くの小ピークで
大草原に沈む夕日

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