赤牛岳登山
土井英司(11期) 斉藤寛(13期)
赤牛岳山頂
8月末に13期の斎藤君と3泊4日で赤牛岳に登ってきました。

20年以上も前からなんとか登りたいとあこがれていたのですが、主要縦走路からすこしはずれているのと、水晶小屋から往復3時間以上もかかるたいへん登りにくい難攻不落の山でしたのでずっと思いを達せずにいました。
幸い今回は斎藤君の支援の基で3日間快晴という天気に励まされ、無事登頂を達成できて満足しています。
土井英司
8月24日(金)・・・・・快晴  
  実動 7時間28分(休憩も含めて)

06:56 新穂高着 07:20 新穂高発 天気は良い

08:25 笠新道登山口 水を補給して林道をワサビ平へ。
08:42 ワサビ平着 休
09:05 小池新道登山口 林道が終わり、いよいよガラカ゚ラの登りになる。30分5分のピッチで進む。

10:10 秩父沢 鏡平小屋までのパーティと抜きつ抜かれつのデットヒートを展開。

12:16 鏡平の池。突然眼前に槍穂連峰が飛び込んでくる。蒼い槍穂の峰々はやっぱり高い

12:20 鏡平の小屋 休 笠と双六の稜線まではまだひとのぼりある。ふぅ〜。

14:48 双六キャンプ地 風がつよく、肌寒い。テントを張ってテント横で焼肉。
花見平から槍を望む
双六小屋と鷲羽岳

8月25日(土)・・・・・・快晴  
  実動 7時間40分(休憩も含めて)
04:28 起床 昨夜はだいぶ冷え込んだ。冬用シュラフで快眠。

05:50 双六キャンプ地発 

07:01 双六岳 風があり少々寒いくらい。展望抜群。

07:13 同発

07:57 丸山  08:01 同発 

08:25 三俣蓮華岳 08:32 同発

09:10 三俣山荘 水の豊富なキャンプ地で冷し中華の昼食を堪能 10:04 同発

11:35 鷲羽岳 急な登りをじっと耐えてコースタイムどおりに頂上に達する。 

11:50 同発
12:23 ワリモ岳 12:30 同発 

13:30 水晶小屋 小屋は満員。ひとつの布団に2人で寝る状態。たまらず食堂でシュラフにくるまる。
三俣蓮華岳にて
冷やし中華 鷲羽岳にて

8月26日(日)・・・・・快晴  
  実動 10時間20分(休憩も含めて)
04:18 起床 天気が気になるが良さそう。風の中朝飯つくり。

05:13 水晶小屋発 赤牛岳ピストン開始

05:39 水晶岳 北アルプス全域の大展望。富士も見えた。 

05:45 同発

06:18 温泉沢の頭 水晶から一気に下って少し登り返すと頂上、比較的順調に進む。

06:22 高間ガ原への分岐 最低暗部から次のピークの登りで苦しむ。赤牛は近そうで時間がかかる。

08:01 赤牛岳 ようやく念願の山頂。誰もいない静かなひと時を楽しむ。 

08:31 同発

10:01 高間ガ原への分岐 読売新道を下るパーティに遭遇。読売新道も下山ルートになりつつあるようだ。

10:25 温泉沢の頭 斎藤君の懸念にもめげずコッヘル一杯の雪渓でかき氷を作る。美味。水分補給と体の冷却に効果

11:08 水晶北峰 休憩 急登に苦しむ。空腹で力をだせず、北峰でクラッカーをかじる。

11:40 水晶小屋 またも雪渓でかき氷を作る。美味。赤牛往復に6時間27分を要す。12:15 水晶小屋発

12:45 ワリモ北分岐 休憩 順調に進む。

12:51 雲ノ平分岐 沢筋を下山

15:03 黒部源流の分岐 沢沿いの下りに予想外の時間と体力を要す。分岐の先に黒部源流の標識を発見。

15:33 三俣山荘キャンプ地 水場で生き返る。焼きサラミをつまみにビールをのんでスパゲッティの調理を開始。
水晶岳より北ア北部
雷鳥
8月27日(月)・・・・・・・曇り一時晴れ 
   実動 8時間28分(休憩も含めて)

03:54 起床 一面のガス。天候も下り坂。あらためてこれまでの好天に満足。

05:07 三俣キャンプ地発 

05:48 三俣蓮華岳分岐 ガスを抜けて視界を得たが、上空は一面の鉛色の雲。今日は雨かもの予感。

07:22 双六小屋 ソーメンの昼食  天気は持直して、晴れ間も見える。暑くなってソーメンがうまい。

08:11 同発

09:02 花見平着 笠−双六間稜線の東側からガスが上がり西側の風と稜線上でせめぎあいを演じる。

09:12 弓折分岐

09:21 弓折岳 ピストンしたが、笠は展望できず。

09:35 弓折分岐 発

10:07 鏡平小屋 10:13 同発

10:33 秩父沢通過

12:14 小池新道登山口

12:31 ワサビ平 12:34 同発

13:35 新穂高着 

13:40 同発、松本行き特急バスの残り座席3席に飛込む。温泉に入りたいがやむなし。
素麺
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