日本の野鳥の世界
第38回 ハジロカイツブリ

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@ハジロカイツブリの群れ
(2005.12 葛西臨海公園)
ハジロカイツブリは、オーストラリを除く世界中の大陸(温帯)で繁殖し、日本には中国東北部からウスリーにかけて繁殖したもの が冬鳥として、各地の河口、河川の下流部に渡来します。
カイツブリよりはやや大きいが小型のカイツブリの仲間で潜水が得意で潜って魚、甲殻類を餌に生活します。冬季は単独で生活するものが多いのですが、時には数十羽の群れをなすこともあります。

写真@Aは昨年暮れ、葛西臨海公園の人工干潟の岸に近い所を50羽余りの群が一斉の潜っては魚を採っているところを取ったもの
です。こんな大きな群れは初めて見ました。

写真Bは今年の2月、三番瀬の東側で単独で海上にいたところを堤防の上から撮ったものです。目が赤いのが良く判ります。

A ハジロカイツブリの群れ
(2005.12 葛西臨海公園)
B ハジロカイツブリ
(2006.2 船橋海浜公園・三番瀬)

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水辺の冬鳥(6)