日本の野鳥の世界
第28回 ハギマシコ

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ハギマシコ(2004.12 蓼科高原)
ハギマシコは翼と下面が萩色のアトリ科の冬鳥で、シベリア東部、カムチャッカから渡ってきますが、多くはないのでめったに見られません。
崖や岩場の周辺を好み、冬は数十羽の群れで生活しています。
日陰の岩場で見かけると萩色が黒ずんで見えますので、それほど美しくないのですが、日光が当たる処では写真のように鮮やかな萩色で、オオマシコ(第27回)とともに美しいマシコの仲間です。
写真は今年のお正月(04.12.31〜05.1.2)、蓼科高原の宿の日の当たるフィーダー(餌台)に20羽くらいの群れで現れたところを窓から撮ったものです。
一日中、フィーダーに次々に現れましたので、数時間眺めることが出来ましたが、距離が近すぎて群れ全体を撮ることが出来なかったのが残念です。
ハギマシコ(2004.12 蓼科高原))
ハギマシコ(2004.12 蓼科高原)
                      
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山野の冬鳥(2)