日本の野鳥の世界
第27回 オオマシコ

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オオマシコの小群(2002.3 軽井沢)
オオマシコはシベリア東部からサハリンで繁殖し、日本史は冬鳥として渡来しますが、数が少なく特に西日本ではほとんど見られません。
山地の明るい落葉広葉樹林やカラマツ林の林縁を好みますので、関東周辺では軽井沢や山中湖のように比較的高い山地で見られます。
赤い美しい鳥ですのでバーダー憧れの野鳥の一つですが、めったにお目にかかれません。
私も軽井沢で二度と蓼科高原で一度見ただけです。2002.3、軽井沢の野鳥の森にオオマシコが出ているとの情報を得て、妻と出かけて初めて見たのですが、真っ赤なオスの美しさには大変感激しました。
写真は軽井沢野鳥の森の疎林に囲まれた餌場に、次々に5〜6羽の群れで現れてくれました時に撮ったものです。
オスは全身真っ赤でとても美しいものです。メスは胸の部分は赤みがありますが比較的地味な色です。

オオマシコ♂  (2002.3 軽井沢)
オオマシコ♀ (2002.3 軽井沢)
                      
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山野の冬鳥(1)