日本の野鳥の世界
第21回 フクロウ

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フクロウ@
フクロウは九州以北の平地から山地の林に留鳥として棲息し、繁殖しますが、都市の公園に現れることは珍しい。2003年12月、光ヶ丘公園の観察ゾーンに数本ある背の高い楠木に現れ、翌年の春先まで滞在してくれました。
フクロウの鳴き声は「ぼろ着て奉公」と聞きなされ、箱根等東京近郊の森で声をよく聞くが、夜行性であるためなかなかお目にかかれない。
主食はネズミですが小鳥や小動物も餌にしているという。
光ヶ丘公園でネズミを見たことは無いが、モグラがたくさんいるのでこれを食べていたのだろうか、それとも夜になるとネズミが現れるのだろうか。距離にして数キロの所に荒川があるが、その河川敷まで狩に出かけているという人もいたが真実は判らない。
写真@、Aは普段はお尻しか見せなかったフクロウが、やっとこちらを向いてくれた所を撮ったものです。眠たそうにこちらを見ていました。
フクロウA

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光ヶ丘公園の珍客(3)