日本の野鳥の世界
第2回 キビタキ

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キビタキ♂(05.5 裏磐梯、)

Canon EOS−10D、Canon EF100-400mmF4.5-5.6L IS USM、Kenko Teleplus 1.5×
絞り優先オート(開放)

キビタキは明るい広葉樹林を好む夏鳥です。写真のように黄色とオレンジ、黒、それに翼の白班が目立つ鳥ですが、実際の森ではスズメよりも小さいのでなかなか見つけ難いものです。
良く透る美しい声で鳴きますので、声の方向にじっと眼を凝らしていれば見つかります。メスは茶褐色で目立たない存在です。初めてキビタキに会った方は、その美しさにびっくり、もう虜になること間違いなしです。渡りの途中のキビタキは、4月の中旬からGWにかけて都内の公園でも見ることができます。都内の森では数日間滞在して休養と栄養補給をして繁殖地に移動しますが、都内から姿が見えなくなれば、東京周辺では軽井沢、日光、八ヶ岳山麓等の広葉樹林で繁殖行動が始まったことになります。
キビタキ♂は今年のGW、やっと芽吹き始めた裏磐梯桧原湖東側の自然散策路で撮ったものです。
昨年は練馬の都立光ヶ丘公園でも初めて繁殖し、無事巣立ちました。写真のキビタキ♀は雛に餌を運ぶメスをその光ヶ丘で撮影したものです。

キビタキ♀(04.6 光ヶ丘公園)

Canon EOS−10D、Canon EF100-400mmF4.5-5.6L IS USM、絞り優先オート(開放)

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