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掲載にあたって　

しかし、家に帰って、パソコンに入っている今までの花の写真をよくよく見てみると、マクロもままならないコンパクトデジカメで撮った拙い構図の、画像のよくない写真ばかりで、後悔してしまいました。けれども、一度引き受けたものをいまさら、と思い返し、私の持っている範囲で続ければいいのだと、自分に言い聞かせました。

私がいつまでも山に登りたいと願うのは、ただ自然の中にいると心が安らぐということもありますが、雄大な山の中で人知れずつつましやかに咲く、そこでしか出会うことの出来ない花に会いたいという気持ちが強いためで、その気持ちがこのページに少しでも出せればと思っています。

専門的な知識も何もなく、格調高い学問的な文章は無理で、単なる紹介のような感覚でしか書けません。でも一人でも見てくださる方がいるなら、あまりに可憐で見過ごせず撮りためておいた可愛い花たちも喜んでくれるでしょう。またこれを機会に、膝の痛さに、つい引っ込み思案になっている私が、プレッシャーで、山に行く回数が増えれば、それもいいかなと思っています。

画像がぼやけていたり，時には名前が間違っていたりすることも多いと思います。その時は、どうぞ忌憚のないご意見をいただき、私も勉強したいと思いますので、くれぐれもよろしくお願い致します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

平成１9年6月20日

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