天国のお母さんへ

前略、

 お母さん、天国の生活はどうですか。 あいかわらずお元気でしょうね。
先日の清明節に家に戻らなかったので、母さんの所に伺えなかったです。それは村のお年寄りが「新しい墓を参り行ってはいけない」と言ってくれたからです。
今度、お休みができたら、またお母さんに会いに行きます。

 月日が過ぎるのは早くて、あっという間にもうすぐ1年間になります。でも、いつになっても母さんはずっと皆の心に生きています。私も、兄さんも、父さんも。
母さん天国で何も心配しないで。兄さんの仕事が順調に進んでいるし、妹もよく言うことをきいて、父さんも元気にしていて、私も頑張っていますから。
みんな、母さんの幸せを願っています。
今夜、母さんの夢が見られないかな。
 
草々