No.40
2009年 8月 2日 
トプカプ宮殿から望むボスポラス海峡
こんにちは、永田です。
前回から5ヶ月以上ご無沙汰してしまいました。
日本では暑い夏の到来の頃だと思います。南半球にある南アは真冬で、ヨハネの朝方の気温は0℃近くになります。

最近はネタ切れで近況報告をつい書きそびれておりましたところ、「音沙汰無いがどうしている?」とのご心配のメールをよく頂くため、申し訳なく筆を取った次第です。

南アの話ではありませんが、先般トルコに旅行してきたので(単なる観光旅行ですが)それを書きます。
6月に連休があり、かねてから行きたかったヨーロッパとアジアとの架け橋のイスタンブール及びカッパドキアの奇岩を見たくてトルコに旅してきました。もう一つの理由はヨーロッパは夏で暖かい事です。
南アから近いというわけでもなく直行便で9時間程かかりますが、窮屈な機内で一夜過ごせば冬の南アから初夏のイスタ ンブールです。ついつい庄野真代の「飛んでイスタンブール」の歌が出てきます(古いですね)。
イスタンブールはトルコの首都ではありませんが(因みに首都はアンカラ)トルコ第一の都市で、古くはコンスタンチノープルと呼ばれ、ローマ帝国,ビザンツ帝国,オスマン朝の時代の1600有余年にわたり世界有数の都市として繁栄した所です。
世界遺産にも指定されており、旧市街を歩くとそこここに歴史ある建物があり、非常に興味深い街です。イスタンブールだけで一週間は必要と言われましたが納得できます。
ブルーモスクと呼ばれている美しいスルタンアハマッドジャーミーです(上はモスク内部)
トプカプ宮殿の内部 トプカプ宮殿には有名なハレムがあります
交通機関は発達しており、バスやトラム(路面電車),地下鉄で簡単に好きな所に行けます。中でもトラムは早いし景色も見え便利なのでよく乗りましたが、ボスポラス海峡沿いのフェリー乗り場やモスク(イスラム寺院)に行くには快適です。面白かったのはヨーロッパとアジア側の違いで、フェリーで15分,車で橋を渡るならあっという間の1000m程度しかない
海峡を隔ててイスタンブールを構成しているのですが、旧市街のあるヨーロッパ側からアジア側に来ると街の雰囲気や
匂いが何かしらアジア的なものを感じさせます。
市内のあちこちに城壁が残っています 旧市街にある泊まったホテルと通りの様子
トラム(路面電車)ですが早いです 大きな地下宮殿
海峡クルーズ(左側ヨーロッパ、右側アジア) アジア最西端の鉄道駅 魚露店(美味しそうな鯖でした)
一方、イスタンブールから東に600km程行ったアナトリア高原にあるカッパドキア地方は長ーい年月をかけて地球が造った神秘的な地形で有名ですが、これまでテレビや写真で見ていた以上に実物は凄い迫力がありました。自然の雄大さを感じさせる造形美ですが、夜ライトアップされている静粛な中を散歩しているとこの世のものと思えない神秘的なものを感じます。
また熱気球でフワフワと風に任せて飛びながら上空から眺める景色は壮観で、もし行かれる方がおりましたら是非お勧めします。

それではまた、
永田
ギョレメで泊まったホテル(本物の洞窟部屋です)
崖に教会や修道僧住居があるウフララ渓谷を歩く
カッパドキアの景色です。長い年月の侵食で残った岩峰がニョキニョキ
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