No.24
2008年 1月 1日 
クリスマスも目前で今年もあと1週間ほどで終わりになろうとしていますが、皆様にとって今年はどんな年でありましたでしょうか?
私にとっての2007年は、十数年ぶりで再び海外工事に従事する事になった年でした。昔取った杵柄ではあるが勤まるかいな?と少し思っていましたが、例えば工場など海外工事とは全く質の違う部門でのこれまでの経験や失敗が自分の考え方や仕事の進め方においてけっこう役立っているものなんだなぁ・・・と感心している次第です。

今回は特に話題がないのですが、先日南アのビザが切れそうになり一旦どこかに退去せざるを得なくなってビザ更新のため週末にモリシャス共和国に行って来ましたので、その時の写真を真冬の日本の皆様にお送りいたします。
モリシャスはインド洋に浮かぶ東京都ほどの小さな島の国で、政治的には非常に安定した国です。アフリカ大陸南端(即ち南ア)の東にありマダカスカル島の更に東側にあります。セイシェルと共に日本人新婚旅行客に人気があると聞いていましたので、日本人を見かけるかなと思っていたら、全くお目にかかれず、この時期(ヨーロッパは冬でクリスマス休暇シーズン)のせいか、フランス人(9割方以上)を中心としたヨーロッパからの旅行者でした。モリシャス共和国は旧フランス領(その後英領)の時期が長く皆さんフランス語を話します。大半の人はインド系の移民がオリジンで、独自に発展したインド系の言葉(クレオール)を話し公用語は英語ですが、英語よりをフランス語の方が通じます。現地通貨はルピーですが、ホテル代も買い物もユーロ通貨です。周囲を珊瑚礁に囲まれる島で構成され、気候は1年を通じて温暖湿潤で、避寒地には最適なところです。
国は取りたてて資源や産業には貧しく、サトウキビや茶の栽培ならびに漁業が主な収入源です。そこで観光に力を入れていると観光局のホームページには書いてはありますが、もっと売り出せばよいのにと思うほど手付かずのきれいな海の割にはそんなに俗化しておらず、インフラがまだ不便です(その割りに物価が高いのには少々驚きました)。

でもこれがいいのかもなあ・・・とも思いつつモリシャスを後にして再び南アに戻り空港でビザを取得しました。

それでは皆様良いお年をお迎え下さい。
永田
珊瑚礁に囲まれているので海の色が明るくきれいです。
ホテルからの眺めですが鋭い面白い形の山がありました。
元々は火山で出来た島で、休火山ですがあちこちに火山があり、山頂に今にも落ちそうな大きな岩が乗っかっているものもあります。

もどる