No.20
2007年10月14日 
Photo-1
ここ南アは、春本番の筈なのですが、良い天気と激しい雷雨の時が日替わり状態で続いています。この頃は結構冷え込んだ日が続き、電気ストーブを引っ張り出してまた使い始めたために電力不足状態となり、ニュースで『電力が足りないためESKOM(南ア唯一の電力会社で仕事上のお客様です)が地域停電(「Power Shearing」なる面白い言葉で表現しています)を当面行う』と報じていました。2010年のサッカーワールドカップも睨んで電力供給能力不足を解消するための送電網構築の一部を我々が行っているわけです。

前置きPRが長くなって済みませんが、今年は南アも異常気象で雨が降るのが遅く、そのため普通は10月が見頃と言われるジャカランダの花の咲くのが遅れている様です。

それでも待ちきれずに朝からいい天気になった土曜日に、車で1時間弱のプレトリア(南アの首都です)にジャカランダを見に行ってきました。やはり見頃はこれからという話しでしたが、紫色の花をつけた木々が通りを埋め尽くしている様は、日本の桜並木を思わせる光景でした(桜のピンク色と比べると少しシックな感じです)。
日曜日には花を求めてヨハネの近所をドライブしてきました。
少しウンチクを述べますと、ジャカランダはノウゼンカズラ科に属する木で、日本で言うと桐の仲間です。原産が南米の植物で、スペイン語で「楽しい歌」という意味だそうです。1888年にブラジルのリオデジャネイロから南アフリカへ来た移民がジャカランダの苗を2本持って来て、プレトリアに植えたのが始まりと言われており、淡い紫色の筒状の花を咲かせます。
アフリカ南部諸国,オーストラリア,アメリカ西海岸などでもみられるようです。

ということで、今回は「少し早いジャカランダの花」をご紹介します。

Photo-1~3:10月13日 プレトリアの町のジャカランダの様子です。
街並木はまだ花盛りとまではいきませんが、見事な咲きぶりの木もあります。
Photo-4~6:10月14日綺麗なジャカランダを探しにヨハネの町を車で走り回った時のものです。
ヨハネは標高がプレトリアより300m程高く、咲くのが少し遅い様です。Photo-5が綺麗だったのですが、どうも最近カメラの自動焦点が合わなくなる時があり、ピンボケで済みません。

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