No.17
2007年9月17日 
前回「南アは早春」とレポートしましたが、南アの春の期間はかなり短いようで、地球温暖化のせいもあるのか?あっという間に30度近くまで気温が上がり初夏の陽気になってきました。街のあちこちでは色々な花が一斉に咲き始めています。

南アの花はまたの機会に回す事にし、今回は特別編として、南アではなくスイスの山の風景を紹介します。
何で永田がスイスにいるんじゃ!と言われそうなので一応説明しておきます(会社関係の人はあまり深く詮索しないで下さいね m(__)m )。仕事でスペインのバルセロナに出張することになったのですが、ヨハネ-バルセロナ間の直行便は無くチューリッヒで乗り換えざるを得ません。
そこで仕事の帰りに丁度ウィークエンドだし焦ってヨハネに戻ることも無いと、途中下車してチューリッヒ空港から列車に乗り換え3時間ほど行ったアルプスの麓の谷間の村「グリンデルワルド」に来た・・という訳です。
ここは以前にも来た事があって、その日の天気や気分・年齢・体力に応じて適当に気のむくまま緑の草原に遊ぶ牛を見ながらブラブラ山歩きをするには最高の場所だと思っています。

前置きが長くて済みませんが、そういうことで休日2日間をフルに使って、あちこち歩いて来ましたので、紹介します。
写真説明は下記参照下さい。
Photo-1~2:バルセロナからチューリッヒに向う飛行機から見たアイガーなどの山々です。いつもこの区間を飛んでいると言うスチュワーデスのお姉さん(オバサン?)に聞いたら、こんなに良く見えることは珍しいと言っていました。

Photo-3はグリンデルワルドに着いて見上げる光景です。

Photo-4~5:着いた次の日にグローセシャイデックからブスアルプまでの16kmを歩く予定で朝のバスに乗りガスの中を上りグローセシャイデックに着いたら、そこは雲海の上。ヴェッターホルン(3692m)・アイガー(3970m)の姿が見事でした。
ところがこの後雲が晴れず視界不良の中を歩く事になってしまいました。天気が良ければ絶景を眺めながら殆ど平坦な道(因みにこんな道を独語でワンダーウェグと言います)を快適なハイキングが出来たのですが・・・。

Photo-6~7:2時間ほど歩いてフィルストでビールとサンドイッチの昼食と取り様子を見たのですが雲が取れる気配がないので、予定変更しリフトで雲の下まで降りて、お花畑の中を麓の宿まで歩いた時のものです。あちこちにリフトがあり、リフトで上に行ってその辺を歩いたり、下りは景色を楽しみながら歩き疲れたら途中から乗る・・・的な楽しみ方をする人が多い様です。
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9月10日の行動記録

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Photo-8~10:その翌日は快晴で、南アへの夜行便が出る時間から逆算し、早朝から昼過ぎまでの時間を有効に使って歩きました。ヨーロッパ最長と言われるリフトでメンリッヘン(2229m)へ一気に登り、そこから目の前に広がるアイガー・メンヒの雄姿と山麓の景色を楽しみながら、眺めの良い所では一休みし、行き交う人と小話をしたりしながらクライネ・シャイデックに到着。奮発してレストランのテラスでビールとこの辺の名物の豚のピカタを食べながらユングフラウの景色を堪能しました。
日本人観光客は登山電車で来てそそくさと次の登山電車に乗り換えてユングフラウヨッホに向いますが、どうしてクライネ・シャイデックで楽しまないのかと不思議に思います。

Photo-11~13:クライネ・シャイデックから麓に向って降りて行った時の風景です。魔のアイガー北壁は目の前にあり、牛は寝そべり、マウンテンバイクで登る人もいました。

Photo-14:泊った宿です。中島さんという75歳のおじさんがオーナーですが、彼は海が好きで殆どおらずもっぱら奥さん(スイス人です)がやっている山岳ホテルと銘打った宿です。皆さん親切でずっと居たくなる良い所です。

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