No.11
2007年8月18日 
      近所の家にハウスキーパーとして働いているおばさんたち。私が朝の散歩から戻る時間に決まって
      3人集まって井戸端会議をしています。
こちらは冬の真っ最中で、ストーブなど暖房が欠かせません(コタツが懐かしい)。先日は20数年ぶりといわれる雪がヨハネスブルグ付近に降りました。その一方で東側のインド洋に面したダーバンでは最低気温15℃~最高気温22度位と快適な気候です。

あまりネタが無く今回は何を書こうかと思案していましたが、レスポンスの早い読者?の方から「南アの女性は美人か?」という質問を頂きましたので、第11回目は非常に難しいこの話題に挑戦します。

「南アの女性は美人か?」という質問は誰でも思う極めて単純明快な質問ですが、非常に答えに窮します。
まだ来て1ヶ月なので、「中間報告 その1」程度のレベルとして身近な人を見た永田の印象で書きますので、そのつもりで読んでください。
(誰かと良い仲にでもなった際には改めて御報告しましょう。無理かな・・・ (^_^;) )
南アは、面積は日本の3倍もあり、標高はケープタウンやダーバンといった海に面した都市から海抜1,800mのヨハネスブルグから南側一帯の広大な台地,また中東部には3000mを超える山々が連なります。
国も広いのですが民族構成も多様で、下記のような構成と言われています。
(1)アフリカ先住民族系(コーサ、ズール、ソトなどなど):75.2%
(2)ヨーロッパ系:13.6%
ヨーロッパ系とは、アフリカーナ(元は南アのケープに最初に入植したオランダ系白人の子孫),ならびにイギリス系(オランダからイギリスの支配が段々強まり、金・ダイヤの産地支配権を巡ってボーア戦争を行い勝利後に続々と入ってきたのが元)で、1996年の新憲法による差別禁止までアパルトヘイトの中心だった人達です。
南ア事務所を支えるLocal Representative 兼 総務マネージャー 兼 経理マネージャー(と言っても部下がおりません)のスーパーおばさんCieさん 事務所のハウスキーパーとして働いている真面目ではにかみ屋のLizzie
環境関係や地主との交渉を仕事としているEnvironmental OfficerのElrista サイトオフィスで事務をやっているKalen、夕食も作ってもらっています
(3)カラード(アフリカーナと先住民族や奴隷として入ってきたアジア系民族との混血):8.6%
(4)インド系:2.6%
(元々サトウキビ畑の労働力としてインド・パキスタンなどから強制的に連れて来られた人達の子孫や商売のため移住してきた人.の子孫。ダーバンに多い)
現場に行ったときによく泊まるB&B(民宿)のおばさん ちょうど通りかかったZoo Lakeという広~い公園で日曜日に野外絵画展示即売会をやっておりました。
長々と書きましたが、これが南アフリカ共和国の構成ゆえ、単一民族・単一言語の日本のようには簡単に言えないのです。
と、ここまで言い訳をしておいて、手っ取り早い身近な人の写真を並べますので、美人か否かは皆さんそれぞれで判断して下さい。

しかし、永田が感じる共通点は、みんな笑顔がとっても良いという事です。


以上で中間報告終わります。
それではまた、
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