No.6
2007年5月19日 
紅海と水上スキーを楽しむ人々
これまでエジプトの幾つかの面を紹介して来ましたが、今回は全く異なった顔を皆様にご紹介いたします。
先日(といっても昨日おとといの事ですが)、ハルガダ(HURGHADA)という所に行って来ました。
エジプトにいる間に(コウカイ)で泳いでこないと(コウカイ)が残ると思い休みに行って来ましたので皆様に(コウカイ)します ⇒ カッコに当てはまる漢字を入れなさい
・・・なんてダジャレはさておいて、ハルガダは紅海に面したエジプトでも1,2を争うリゾート地で、ダイバーなら一度は行きたいと言われている非常に透明度の高い珊瑚礁の海で知られています。

思い立って急遽飛行機と宿を適当に予約して行ったのですが、ハルガダはカイロ・ギザやルクソールなど日本人によく知られているエジプトの観光地とは全くの別世界でした。ヨーロッパ(主にドイツ、その他オランダ・オーストリア・デンマークなど)から来た長期滞在客が、ビーチチェアーに寝そべって一日中本を読んだり日光浴をしたり、あるいはダイビングツアーや砂漠ツアーに参加したりしながら、家族とバケーションを楽しんでいる所です。
私が泊まったホテルには日本人はおろか東洋系の顔をしたお客は皆無で、例えばダウンタウンをブラブラ歩いても通りのお土産屋さんはせいぜい「ニイハオ!」と声掛けるのが精一杯で、「オキャクサン、パピルスホンモノ・ニマイデセンエン」などと言うようなしつこいオジサンは決しておりません。
ついでながら、ここで何か支払が必要になる時は常識的に「ユーロ」です。
11日早朝ホテルにチェックイン早々バッグをそのままぶら下げてホテルのビーチまでに行き、隣に居たドイツ人らしき夫婦に「グーテンモルゲン!」と声をかけ「どの位居るの?」と聞くと「僕たちは10日前から居るけれど、あなたは?」との返事で、大体2〜3週間位休暇を楽しんでいる人達ばかりでした。北ヨーロッパは寒いので太陽と青い海がある手頃な保養地として人気があるようです。
寸暇を惜しんで一泊二日でちょっとだけ楽しみに来た身にとっては羨ましい限りです・・・(と言ってもリタイヤした太ったドイツ人のおじさん・おばさんが多いのも事実ですが)。
ホテルのビーチで思い思いに楽しんでいるドイツ人他の皆さんです。
紅海の珊瑚礁です。カモメがジャンプする魚を素早くキャッチしています これは元々からあるイッ・ダハールの町の様子です。10年前までは田舎の漁村でしたが、最近は観光客相手の土産物屋・宿・食堂なども増えてきたとのこと)
しかしながら、念願のコバルトブルーに輝く紅海で泳いだり、シュノーケリングで珊瑚礁付近を泳ぐ美しい魚と戯れたり(残念ながらライセンス無いのでダイビングは出来ません)、良い思い出になりました。
ちょっとした小旅行ですが、『ヘエーッ、こんな所もエジプトにあったんだ』と驚いてしまった場所なので、ご紹介した次第です。
皆さんもエジプトに旅行するなら、ギザ・サッカラのピラミッドとルクソールの王家の谷の後は、アスワンに足を伸ばす代わりに興味ある方はハルダカに立ち寄ることをお薦めします。

今回はハルダカで撮った写真を紹介します。
一応行きました、という記念写真です。実はシュノーケリングのツアーに申し込んだところ、団体予約で一杯なため別の船を出してくれたのですが、お客は小生一人だけ。チャーター同様で、船長兼見どころ案内役のお兄ちゃんが4時間あちこち連れて行ってくれました。これで35ユーロ(5,600円程度)は安い!
全室バンガロータイプになっているホテルの部屋と廊下です。因みにGiftun Tourist Villageと言う名前で総客室数522、このエリアでも早くに建てられたホテルです。
ついでながら、一泊3食+プールサイドなどで出る軽食・ドリンク(ビールやワイン含む)など食べ放題飲み放題でUS$73でしたが、小生は11日朝〜12日夜まで実質2日間居たのでその間自由に飲み食いしました。
紅海から昇る太陽です。いつも見ているカイロ市街から昇る朝日とは違って、真っ赤で大きなお日様が海からポカッと顔を出しました。

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