No.1
2007年3月31日
ギザのピラミッド

11期の永田です。3月日からエジプトに来ています。しばらくエジプトに滞在して、それから南ア共和国に行く予定です。 mso-hansi-font-family:Century'>暇に任せて近況報告がてら当地の状況をレポートしたいと思います。第1「エジプトに来ました」です。

エジプトは暑い国とのイメージが強いのですが(私も思っていました)、カイロの気候は東京あたりとそう変わりません。3月の気温は最低10℃最高22℃程度です。カイロやアレキサンドリアはナイル川や地中海に面した緑豊な所で快適な気候ですが、西部の砂漠地帯に行くと寒暖の差はもっと大きくなります。私はこれまでサウジアラビア・クウェート・リビアに仕事(送電線建設工事)で行った事がありますが、基本的に砂漠の乾燥地帯であるこれらの国々に比べると気候的には非常に過ごしやすい所です。

もう一つの大きな違いはイスラムの習慣・戒律(ルールと言った方が適切ですかね)などを異教徒や外国人に押し付けない点で、酒も買えるしレストランでも飲めます。酒飲みには信じられないかもしれませんが、上記の国々ではアルコールはご法度(重罪)です。それでも「窮すれば通ず」でワンゲルで鍛えた精神?で色んな材料を調達してはワインや焼酎を造っていましたが、見つかれば刑務所行き覚悟です。

酒の話が長くなってしまいました。本題の近況報告に戻ります。
カイロから20kmほど離れたピラミッドで有名なギザに工事事務所を構えており、小生はそこで仕事すると共に宿泊しています。この一帯は外交官や欧米系の家族、また大金持ちのエジプト人などが住んでいるようですが、まるで宮殿のような豪華な家(日本的に言えばさしずめ10LDK+豪華庭園・プール付き)もある新興高級住宅地区で、セキュリティ−のしっかりしたヴィラの一つを借りています。

年のせいか?日本にいた時と似たような生活パターンで、朝4時には起きだしてニュースやメールなどを見て、明るくなりだした6時頃に毎日ウォーキングをやっています。
着いた日の翌朝から続けており、毎日気の向くまま付近を
30分程歩き回っています。宿舎から10分ほど歩いて高台に上るとピラミッドが良く見えます。ここが今のところ「お気に入り」の場所でカイロ市街方面から昇る朝日を見ながら一服するのが何ともいえず良い感じです。

仕事の会話は英語ですがアラブ語が分かると幅が広がり楽しいですよ。ミミズがのたうちまわった様な字は全く分からないものの、昔取った何とかでエジプト語(同じアラブ語でも国によって訛りがあります)の会話は挨拶や単語を並べたてる程度はそこそこ出来ますので、街角の喫茶店でチャイ(紅茶です)を飲んだり値切ったりするには事欠きません。
旅行でエジプトに行かれる際には数字と単語を少し覚えておくことをお薦めします。そうすれば日本人観光客相手に吹っかけてくる値段の15には値切れます。
初回なのでアラブの臭いのする写真を添付します。

それでは、暇があれば1週間後にまたレポートします(インシャーラ:神の思し召しのままに・・・ですが)。

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