関東地区ワンデイハイク第3回
【5月29日(土) 生藤山(しょうとうさん) 参加者7名】

林俊一(1)、松尾治(1)、小川恵(2)、稗圃慶子(8)、柴田邦彦(13)、斎藤寛(13)、仲谷淳(14)


5月29日(土),第3回九大WV関東OB会ワンデーハイクを,奥多摩の生藤山で行いました。コースは石楯尾(いわだてお)神社をすぎて軍刀利(ぐんだり)神社から三国山に登るコースです。
生藤山は東京都檜原村と神奈川県相模原市(旧相模湖町),山梨県上野原市の都県境にある標高990mの山です。生藤山の東西に延びる尾根道は関東ふれあいの道にもなっていて,西へ続く稜線(笹尾根)の先には三頭山,東の稜線の先は陣馬山が聳えています。この尾根道は別名富士見の尾根ともいうように富士山の眺望に優れています。
当日はあいにくの雨交じりの天気で,富士山を望むことはできませんでした。しかし,新緑が雨で輝きを増し,ガスのなか稜線をたどるのもななか趣がありました。雨の低山ハイクも悪くないと思った山行でした。
また,今回は稗圃さん,松尾さん,仲谷君と植物に詳しい方々が同行でしたので,歩きながらも,いろいろと草木・花についての話しが弾みました。洗濯石鹸の変わりに使ったさいかちの木,大桂の木,ヤマボウシ,こしあぶら,銀竜草などなど,門外漢にも興味深い話しが聞けました。生藤山周辺は,また植生豊かな山でもありました。
 浅間峠まで辿る笹尾根は,神奈川県,山梨県側は杉の植林ですが,東京都側はミズナラなどの自然林になってる林の中の山道です。上り下りはありますが,良く整備されていて歩きやすい良い道です。春や秋に,富士山を眺めながら歩ければ最高でしょう(写真1)。東京近郊の山としてはお勧めの山と思います。

草木に名知る人のいて緑濃し 気楽

[コース]
上野原駅→井戸→軍刀利神社→三国山⇔生藤山ピストン→熊倉山→浅間峠→猪丸(いまる)→棡原(ゆずりはら)→上野原駅

[行動時間]
井戸→三国山:2時間35分
三国山⇔生藤山ピストン:10分
三国山→棡原:2時間50分
合計:5時間35分

[記録]
5月29日
9:16 上野原着 参加者全員集合
9:46 井戸行きバス乗車 小雨降り出す
10:15 井戸バス停待合所でカッパ着用し,出発(写真2)
11:00 軍刀利神社奥の院着。山梨県指定の天然記念物大桂に見とれる。
12:50 三国山(985m)頂上着
 松尾さんのテントを設営し,昼食(写真4)。松尾さん持参のおでんがおいしかった。
13:30 テントキーパーの松尾さんを残し生藤山へピストン
13:35 生藤山頂上(写真5,6)
13:40 三国山頂に戻りテント撤収。
13:45 三国山出発
14:20 熊倉山(966m)
15:15 浅間峠(881m)着。猪丸へ杉の植林地のジグザグ道を下る
16:35 棡原着(棡原中学校入口バス停)(写真7)
17:25 上野原行きバス乗車

                                (文責:斉藤)
井戸バス停
軍刀利神社大桂
三国山テント設営
雨に濡れたヤマツツジ
桐原のバス停でお茶
生藤山4月(松尾さん撮影)
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